北欧かぶれのセルフビルド日誌

北欧へ寄り道し、4年目の大学院をついに追い出された若輩建築家の考えごとです。間違いを書くほど正しい知識が集まるというカニンガムの法則を信じて。

2年越しの始めまして

こんにちは。

今回が初めての記事になります。

しかしながら、私がこのブログを立ち上げたのは、もう2年ほど前になります。

 

当時の私は大学院に所属して4年目の学生でした。

建築学を学んだ7年間の集大成である、修士設計なるものに挑戦していました。

 

とにかくテーマを模索していて、ブログ執筆によって自身の考えを蓄積、俯瞰しようとしていたのだと思います。(たぶん)

しかし勢いでブログだけを立ち上げて、結局はクロッキー帳が頭の中を整理するツールとして選ばれました。

 

2年の月日が経ち、今の私にはもろもろの理由で記事を書く理由ができまして、
こちらに戻ってまいりました。

 

修士制作のテーマは「建てること」と現代人の関係を、見つめ直すことでした。

「自分たちの場所くらい、自らの手でこしらえるくらいの強さがある方が、本当はいいんじゃないの?」

「大切な場所が危機に瀕したとき、誰かが助けてくれるのを待つだけでいいの?」

 

建築を学んでいると、「卒業設計は、建築家人生にとって重要なものになる」という話をよく耳にします。

私にとっても、この修士設計のテーマはとても大事です。

これについて考えながら今も日々を生き、少しずつ活動しています。

 

これから当ブログには、そんな活動の記録や、想いをかき残していきます。